このブログでいくつかご紹介させていただきましたが、
最近、リノベーション改修や耐震診断等の案件が増えてきています。 ちょっと前に日本初の分譲マンションの建替えで話題になった 渋谷の宮益坂ビルディングの事例にみられるように 区分所有の建築では、建替えはハードルがとても高いといえます。 また、人口減による空き家をどうするのかという問題もあるように、 時勢的にはリノベーションということがクローズアップされてしかり の状況にあるようです。 そんなこともあり、 以前から購入を考えていた、下地センサーを買ってみました。 何故かというとリノベーション物件の場合、 配管の有無の確認や 手すりや金物、エアコンなどを設置したいときに 壁裏に下地があるのかが中々目視だけでは分かりづらく、 工事に入っていざ壁を剥がしてみてさあどうだという状況があったからです。 下地センサーとは、壁裏の下地や配管等を非破壊で探知する機械です。 いろいろなメーカーからでていてピンからキリまでありますが、 初導入ということで、ひとまずそこそこのものを買ってみました。 実際ある現場調査で使ってみたのですが、 きっちり壁裏に密着している下地等は比較的精度よく見つけることができそうです。 ただ、壁から離れた筋交いのようなものであったり、 配管だったりするとやや感知の精度が落ちるようで 一度感知の音が鳴った個所でももう一度その部分をなぞると 感知しないという場合もありやや扱いが難しいところです。 まだまだ使いはじめなので、 今後もう少し色々と試しながら、調査の役に立てられればと思います。 荻原雅史建築設計事務所 〒164−0012 東京都中野区本町6-44-3-101(東京オフィス) 〒389-0404 長野県東御市大日向368-1(長野オフィス) 電話:03−6454-1427 info@masashiogihara.com RSS
by masashiogihara2
| 2016-08-01 18:31
| 現場
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